やまだ歯科医院

山田 格 院長への独自インタビュー

鴨居で開院して30年、地域の皆様のお口の健康をサポート

大学進学の際に叔父のすすめもあり、歯科医師として歩むことを決意しました。神奈川歯科大学卒業後は、開業医のもとで1年半、歯科全般の治療に携わりました。そこでお世話になったクリニックの分院を譲り受け、1985年9月に大倉山にやまだ歯科医院を開院しました。その後、知り合いに緑区鴨居の物件を紹介してもらい、1987年10月、鴨居駅近くにも開院。こちらでのクリニックの方が順調だったこともあり、翌年には大倉山のクリニックを引き払い、それ以来鴨居を拠点として、30年以上地域の方に親しまれてきました。開院当時はNEC横浜事業場（現在のららぽーと横浜）があり、朝夕に通勤で鴨居駅を利用する方が多く、賑わっていました。2007年にららぽーと横浜が開業し、周辺の環境は変化しましたが、古くからこちらの地域にお住いの方も多く、開院から長くお付き合いのある50代以上の方やご高齢の方を中心にご利用頂いています。

歯科全般の症状に対応、訪問診療で口腔ケアも

当院では歯科全般に対応しており、特に根っこの治療を得意としています。どの治療においても、土台がきちんとしているかが大前提になりますので、被せ物をする前に根っこの治療をおこない、後々トラブルが起こらないよう順を経て治療を進めています。治療中は患者さんのストレスにならないよう、極力痛みを感じないような治療を心がけています。
クリニックでの治療以外に、訪問診療にも力を入れています。毎週日曜を含め、ご要望のある個人宅へお伺いし、お口のケアをおこなっており、始めて15年になります。緑区歯科医師会での取り組みとして、緑区から依頼を受け老人ホームなどの規模の大きい施設での診療もおこなっています。お口の中が汚れていると誤嚥性肺炎を引き起こす原因になりますので、定期的なケアが欠かせません。一昔前は、寝たきりの方が入れ歯を入れたままで過ごすと誤飲の危険性があると考えられていましたが、どんな時でも正しい噛み合わせを維持することが大切ですので、不具合がないか入れ歯や義歯のチェックもおこないます。最近は高齢化にともない、訪問診療の需要が増えてきていると感じています。対応できる歯科医師が限られているため、訪問診療を専門におこなう所も増えていますが、なるべく患者さんの負担がかからない治療をおこなうよう努めています。

続きを読む→